【ゼロ秒思考】ぐずぐず先延ばしにして即座に行動できないのは「逃げ」てるだけだ
即断即決、即実行しないのは
多くの場合「逃げ」である。
ためらい、迷い、躊躇、XX(読めない…)に
ほとんど価値はなく、時間の無駄なのだ。
こんにちは、@opiyoです。
皆さんは、心臓? 心? は大丈夫でしたでしょうか。
私は、ど真ん中をバチコーンっと撃ち抜かれましたね。 これが、ぐうの音も出ないってやつなのでしょうか。
冒頭引用されていただいた文章は、今回紹介する赤羽雄二さんが書いた本の見開きに書かれている文章です。
- 作者: 赤羽雄二
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/01/16
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この本は「ゼロ秒思考」シリーズの第3弾目でテーマは「即断即決、即実行」!
※1弾目、2段目はこちらです。
- 作者: 赤羽雄二
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
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「即断即決、即実行」を赤羽さんは、意思決定をぐずぐず先延ばしにせず、その場で決めて、即座に行動に移すことと定義しています。 しかし、多くの人(私もですね。)はそれができてない。その理由は2種類あると書かれています。
- どうしていいか分からないとき
- 本当は分かっているのに直視したくないとき
これ当てはまる気がしませんか?
どうしていいか分からないなら人に聞けばたいていの場合は解決しますよね。 でも、分かるのが怖い。わかろうとする努力をしない。つまり「即断即決」できていない。
本当は分かっているのに直視したくないときってのは問題が解決したり通り過ぎてくれるのを待っている。誰かがやってくれるだろうと思っている。そんな状況だと思います。 でも、何事もなければいいが、大きな問題になる。その場で動かなかったことで事態は悪化する。何をすべきか整理し、手遅れにならないように対処すれば何も起こらない。見逃したことの方が後悔するし後でグチグチ言われる。これはつまり「即実行」できてない。
恥ずかしながら、私はこんな経験が多くあります。
分かっているのに動けない。後になって後悔する。こんな経験したくないし何のメリットも無いですよね。
赤羽さんは、この「即断即決、即実行」は努力すれば誰でも出来るはずだし比較的簡単でしかも効果的なコツがあると考えられています。
なので本日の「問い」は…
こうなりたい。あーなりたいと考えるだけ。やらないといけないのに中々行動できない自分でも、「即断即決、即実行」が出来るようになるにはどうすれば良いのか?
明日から実践し、習慣化する「1アクション」は何か?
気になった16のワード
- 即断即決、即実行できないのは「逃げ」である
- ためらい、迷い、躊躇、XXに価値はない
- 先手を打てる
- 即実行を妨げるのは「不安」と「怖い」
- 「失敗したらどうしよう」と、やる前に悩む
- 分かっていても動けない
- 全体観が無いと動けない
- 全体観を持つためのトレーニング二つ
- オプション
- フレームワーク
- 大事な選択肢を漏らさず挙げ、評価する
- 4~5個の評価基準を作る
- A4メモで選択肢を挙げる練習をする
- 2×2のマトリクス
- 普段から迷いを持たない
- 質問に即答する
- リスク回避
- 朝晩30分程度で情報取集する
- バックアッププランを考え準備する
次は、この中から気になった3つを掘り下げます!
全体観がないから動けない
即断即決、即実行ができない根本的な理由は対象への正しい「全体観」を持てていないことが原因で、「全体観」さえ持てれば、あとは必要なときに、事前と即断即決、即実行ができるようになると書かれている。
では、「全体観」とは何だろうか。
夜に真っ暗な道で前がほんとんど見えないのに、自転車で高速で走るのはとても危険だ。しかし、ライトをつければある程度安心して走ることができる。(中略)
進行方向に大きな陥没がないこと、空き缶が散乱していないこと、車が横道から突然飛び出してきたりしないことがなどが分かっているのが、全体観をもった状況と言える。
全体を見渡すことができれば安心して前に進むことができるが、見渡せなければ強くて一歩も動けなくなってしまう。本人の性格がどうか、役割がどうかといった問題ではなく、全体観の有無が、行動できるかどうかを決定する要因になるということだ。
違う説明の仕方をすると、正しい全体観を持つとは、自分が取り組む仕事や課題のすべての道筋やプロセスが見えており、どこが重要なポイントかを理解していることだ。同様な問題が起きそうで、それがどのくらい深刻かもしっかりと認識している。
つまり、ゴールまでにどんな問題や課題が発生しうるのかを想像し洗い出して一つ一つクリアしていけば足が止まることは無いってことだと思います。 それでも足が止まる時 = 分かっていも動けないって状況の時は何が起こるのか、やらないといけないことが何なのかが分からない時だと思うのでこーゆう時は素直に質問しよう。誰だって最初は分からないんだから。
普段から出来るだけ迷いを持たない
これはその通りですね。 普段の日常の決断を迷っていような人が仕事などの大事な場面で即決できるはずが無いですよね。
じゃーどうすれば良いのかが書かれているのが、この本の最高な所ですね。
①「自分がどういうことで迷うのか、なぜ迷うのか」整理してみる
②「自分がどういうときは迷わずにできたのか、なぜできたのか」整理してみる
③「いつも迷わずに行動している同僚、先輩、友人がなぜそのようにできるのか」整理してみる
④「自分としては、今後どうやって迷わないようにするか」整理してみる
自分の気持ちを向き合い整理することが先ずは大事ってことですね。 どんな経験も、なぜダメなのか。上手く行った時は何が良かったのか。あの人は何故上手くいくのか。じゃー自分はどうやったら上手くいくのか。を考えるべきってことですね。
普段から質問にできる限り即答する
できるだけ迷いを持たないに近いですね。 これも当たり前っちゃ当たり前ですが、難しいですよね。
こちらも、即答できるようになる方法が4つあるそうですよ。
相手の質問、問題指摘を聞きながら全部理解する
コツは、とにかく遠慮せずにメモをとる。 メモを取ることって失礼かなーって思うことがありますが、真剣に聞いているということで相手の印象は悪くないそうです。気にせずメモ取りましょう!
相手が話し終える少し前からどう答えるか決めておく
コツは、準備!
ある程度何が聞かれるのか分かっているのであれば質問されそうなことを洗い出しておき、どう回答するのか考えておく。
私は、会話がどうしても苦手なのだが一番大きな要因が回答できない状況になることが怖い。 だけど、準備できることはどんな場面でもあるんだから頭を使って考えよう。
これはラッキー。気づけてなかった。
ちなみに、前読んだ本に書かれていたのですが、元吉本の島田紳助さんは会話の中では常に10個以上の回答を準備していて、その中から何が適切かを常に「選び」会話していると。
ここまでいけたら会話するのも楽しくてしょうがないだろうなー
相手が話し終わったら即答する
こちらも一緒。 聞き終わってからどう答えるか考えるからテンパって余計何も出てこなくなる。
聞きながら何を答えるのか決めておく。
まーこれができたら苦労しないのだが、今の自分は頭をフル回転させてないから先ずはそこから。
メモしてるふりで何聞くかメモしても良いだろうしね。
相手がさらに質問、問題の指摘をしたにも、できるだけ即答する
これは経験だな。
明日から実践する1アクションは
話をする前に質問されそうな内容を洗い出し、それぞれの回答を準備する
まとめ:即断即決、即実行し
いかがでしたでしょうか。
即断即決、即実行ができるようになれば確実に仕事が上手く行くようになると思いますし自信を持てるようになりそうです。
本にはここでは紹介できなかった即断即決、即実行を可能にするツール「オプション」と「フレームワーク」について書かれていまので、是非読んでみてください。
- 作者: 赤羽雄二
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